2021年04月12日

掛け算の順序

さてさて新年度が始まりましたね。

先日保護者様との面談で「掛け算の順番って逆じゃだめなんですか?」クエスチョンマーク

はい!そうですよね(笑)気になりますよね。
特に理系が得意な方ほど、「どっちでもいい」派ではないかと思います。
中学数学では文字順ですからね・・・水滴

私もこの仕事を始めるまではなんでだろーなークエスチョンマークって思っていましたから。

でも、、、、、


最近はびっくりマークあの順序はとても重要なのではないかびっくりマークと思っています。

小学校では、
一年生で「足し算」「引き算」
二年生で「掛け算」
三年生で「割り算」と順に習得していきます。

ほとんどの生徒が計算はなんとかできるようになります。
しかし、、、、、、

われわれ大人が思っている以上の子供たちが、
いつ何算をすればよいのか?
わからない顔07でいます。

ここ最近の傾向では、おつりの計算の仕方がわからない生徒もいます。

「500円で120円のノートを2冊と、55円の鉛筆を買えるだけ買いましょう」
二けたの割り算があるので、4年生の問題ではありますが、式だけなら3年生レベルです。

何度「それじゃ買い物でだまされるよ顔16」って話したことか。

で、足し算と引き算はなんとなく、説明がしやすいのですが、掛け算は、、、、2年生の頭脳にはちょっと難しいのです。
それを理解させる方法が、あのお皿にリンゴが3個ずつ、、、、5皿あります。の図です。

3+3+3+3+3 このようなときに3×5を使うのだと、、、
そう、「掛け算は複数の足し算を簡略化したものだ」
というのを習得させるため!
なのではないかと思うのです。
大人にとって、当たり前のことでも、子どもが理解するのは大変なのです。

掛け算ができるようになったとき、子供たちは、深く考えずに、
出てきた二つの数字をただ掛けようとしてしまいます。
顔11
それを毎回、〇を□回足しているから〇✕□だパンチという作業をさせるのです。
きちんと使いこなせるようにするには「足し算とは?」「引き算とは?」「掛け算とは?」「割り算とは?」
を丁寧に丁寧に丁寧に丁寧に理解していく必要があるのです。

決して「合わせて」「違いは」「ずつ」などのキーワードばかりに着目させないでください。
頭の中で想像して、わかりにくい時は簡易図を書いて立式する習慣をつけてください。
トイレトレーニングで一つずつ手取り足取り教えたように、、、
子供たちに、ゆっくり丁寧に確かに教えていかなくてはいけないのだと思います。

あぁ・・・・・・また熱く語ってしまった(笑)
明日も頑張ろうハートたくさん















Posted by 納米里の小さな学び舎 at 22:34│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
掛け算の順序
    コメント(0)